
歳を重ねるごとに髪の質が変わってきています…
昔はまっすぐだったのに、最近うねりが気になるようになってきました…
「白髪が増えたら、なぜかくせ毛もひどくなってきた」「40代になってから髪がまとまらない」
このようなお悩みを抱えていませんか?実は、加齢とともにくせ毛が強くなるのはとてもよくあること。あなただけではありません。
白髪が増えると髪の弾力やコシが失われ、うねりやくせが出やすくなります。さらに、もともとくせ毛ではなかった方でも、加齢によってはじめてくせ毛になるケースも少なくありません。
この記事では、年齢・白髪によるくせ毛の原因5つと、それぞれの具体的なケア方法を美容師目線でわかりやすく解説します。毎朝のスタイリングが楽になるヒントが見つかるはずです。ぜひ最後まで読んでみてください。
白髪に関するお悩み【原因・セルフケア・染め方・染める頻度・黒髪に戻すテクニック・ヘナカラー・マニキュア】

白髪のお悩みについて解説していきます
白髪とくせ毛の関係…なぜ歳をとるとうねりが強くなるの?

年齢を重ねることで、昔は気にならなかったのに髪にクセが出てしまうことがよくあります。
その加齢によるくせ毛の主な原因は
の5つ。それでは【加齢によるくせ毛の原因】について順番に解説していきます。
①加齢で髪の水分量が落ちる理由

上の図は「髪の水分量と皮脂量」のグラフです。
お肌の水分量が年齢とともに減っていくことは広く知られていますが、実は髪の水分量も同じように変化しているんです。
年齢を重ねるにつれて髪に十分な栄養素が行き渡らなくなり、水分量が減ると「髪の内部」に空洞ができはじめます。
この空洞化した髪は水分を保持できなくなり、パサつきやうねりが出やすい状態になってしまいます。

グラフを見ればわかるように、年齢を重ねれば重ねるほど「髪の毛はパサつき、くせが出やすくなっていく」ということです。お肌と同じように、髪のうるおいケアが年々大切になってきます。
お肌で例えると、水分不足による乾燥肌はツッパリ感や肌荒れにつながります。髪も同じで、水分が不足するとダメージを受けやすいパサつき髪になってしまいます。理想は内側から“補水”してあげることが大切です。
髪の水分不足への対策方法
①ヘアオイルで油分を補う
水分量の維持には、オイルを使って油分で保護するのが手軽にできる方法です。ドライヤーで髪を乾かす前にワンプッシュつけるだけで、髪の乾燥を防ぐ効果があります。
②ウォータータイプで内側から水分補給
「髪のパサつきにはオイルケア」という認識は広まっていますが、オイルはあくまで外側を油分でコーティングするもの。髪の内部の水分を直接補給しているわけではないので、「シャンプーで落ちる→またつける」の繰り返しになりがちです。
深刻な水分不足には、オイルだけでなくウォータータイプのケア製品を併用するのがおすすめです。
保湿・柔軟・コンディショニング効果があり、ダメージを受けた髪をしっかりとケアしながら、自然なツヤと柔らかな質感に導いてくれます。
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②年齢とともにハリコシが失われる仕組み

髪は年齢を重ねるにつれ、細く・柔らかくと髪質が変化していきます。
もともとハリコシが強くてクセも強かった方は、この変化で逆に扱いやすくなることもあります。一方で、以前はストレートだったのにくせ毛になってしまう方も多くいます。
原因はお肌と同じで、頭皮の毛穴が加齢により広がり、髪のコシが失われてしまうためです。
ハリ・コシを取り戻すためのケア方法
ハリ・コシがなくなってしまった髪には、以下のような対策が効果的です。
髪の内側からの補強
髪のハリ・コシを取り戻すには、内側から栄養を補うことが基本です。タンパク質やビタミン・ミネラルを含む栄養バランスの良い食事を意識しましょう。食事だけでは不足しがちな場合は、サプリメントの活用も一つの選択肢です。
日々のヘアケアを見直す
洗髪時は髪の根元から指の腹で優しくマッサージするように洗いましょう。シャンプーは地肌に直接つけず、手で泡立ててから髪全体に馴染ませるのがポイントです。また、ドライヤーは低温・低風量で使い、髪への熱ダメージを最小限に抑えましょう。
ヘアトリートメントで栄養補給
トリートメントは髪に栄養を補給し、保護膜を形成することでハリ・コシの回復に役立ちます。髪質やダメージの度合いに合わせたトリートメントを選び、定期的に使うことが大切です。
髪型でボリューム感を補う
ハリ・コシが気になる場合、ヘアスタイルでカバーする方法もあります。レイヤーを入れることで立体感を出したり、パーマやカラーで髪にハリ感を演出したりするのも効果的です。

年齢を重ねてハリ・コシが失われた方でも、適切なケアを続けることで髪の状態を改善していくことができます。まずは食生活とヘアケアの習慣を少しずつ整えることから始めてみてください。
ケアの一つとして、頭皮マッサージもとても有効です。
頭皮マッサージは血行を促進し、髪の本数やハリ・コシが改善したという研究結果も出ています。正しいやり方で続けることが大切です。
③毛髪内部の歪みがくせ毛を生み出す

髪の主成分はケラチンというタンパク質です。
ケラチンは熱に弱く、ドライヤーやアイロンの熱ダメージ、さらに加齢によってもタンパク質が変質・流出することがあります。
こうして髪が痩せてしまうと内部に歪みが生じ、それがくせ毛の原因になります。
毛髪内部の歪みを改善するには?
毛髪内部の歪みには、以下のアプローチが効果的です。
ケラチン配合のケア用品を使う
ケラチンを補うために、ケラチン配合のシャンプーやトリートメントを使用することが効果的です。また、保湿力の高いヘアオイルやヘアマスクを合わせて使うことで、内部の歪みをケアしやすくなります。
定期的にカットする
毛先に歪みが集中している場合は、カットすることで見た目も扱いやすさも改善できます。定期的なカットで髪全体の健康状態を保つことも大切です。
熱ダメージをできる限り減らす
ケラチンは熱に弱いため、ドライヤーやアイロンの使用には注意が必要です。乾かす際は低温でゆっくりと。アイロンを使う場合は熱保護スプレーを活用して、ダメージを軽減しましょう。
生活習慣の見直し
バランスの良い食事・十分な睡眠・ストレスケアなど、生活習慣を整えることも髪の状態に影響します。内側からのケアと外側からのケアを組み合わせることが理想的です。
これらを組み合わせることで、毛髪内部の歪みを和らげることができます。症状がひどい場合は、美容師に相談してみるのも一つの方法です。
ヘアアイロンやドライヤーを使う際は、できるだけ髪へのリスクを減らすことを意識してみてください。
④加齢で傷みやすくなった髪への対処法
加齢によって髪が弱くなり、外部からの刺激に対してダメージを受けやすくなります。
日常生活の中で、髪はさまざまなダメージにさらされています。
普段の生活の中で、これらのダメージ要因をできるだけ減らしていくことが大切です。
傷みやすくなった髪を守るケア方法
加齢とともに髪内部のケラチン(タンパク質)が減少することで、ダメージを受けやすくなります。以下のケアを参考にしてみてください。
保湿成分配合のシャンプー・トリートメントを選ぶ
加齢により乾燥が進みやすくなるため、保湿成分が豊富なシャンプーやトリートメントを選ぶことが基本です。頭皮の状態に合ったものを選ぶことで、健康な髪を育てやすくなります。
ブラッシングのやり方を見直す
根元からていねいにブラッシングすることで頭皮を刺激し、血行を促進する効果があります。ブラシの素材にもこだわり、髪に優しいものを選ぶとダメージを軽減できます。
熱ツールには必ず熱保護剤をプラス
アイロンやドライヤーを使う場合は、熱保護スプレーやオイルを必ずつけるようにしましょう。このひと手間が、長期的な髪のダメージ差につながります。
食事・睡眠・ストレスケアも髪に直結
バランスの良い食生活や十分な睡眠、ストレスの軽減など、生活習慣は髪の健康に直結しています。適度な運動やリラックスタイムを作ることも、髪を守るうえで大切な習慣です。
ヘアサプリメントで不足分を補う
食事だけで補いにくい場合は、タンパク質・ビタミン・ミネラルが豊富なヘアサプリメントを活用するのもおすすめです。内側から髪の健康状態をサポートできます。
しっかりとしたヘアケアを毎日の習慣にしていきましょう。
自宅でできるトリートメントの方法については、こちらの記事も参考にしてみてください。
⑤白髪がくせ毛を悪化させるメカニズム

白髪が増えるとくせ毛も強くなる理由
加齢に伴い、髪の弾力やコシが失われ、くせが強まります。特に、40歳前後からその傾向が顕著になります。
白髪はメラニン色素の減少によって生じます。メラニン色素には、髪の弾力やコシを保つ働きもあるため、白髪が増えるほど髪のくせが強まりやすくなります。
また、白髪は水分保持力も低下しやすく、パサつきやゴワつきが生じやすくなります。このパサつきやゴワつきが、くせ毛をより目立たせる原因にもなっています。
白髪の増加を抑えることが、加齢によるくせ毛の悪化を遅らせることにもつながります。
縮毛矯正と髪質改善トリートメント、くせ毛にはどちらが向いている?
加齢によるくせ毛・うねりに悩む方が美容室でよく相談するのが「縮毛矯正」と「髪質改善トリートメント」の選択です。どちらが自分に合うか、美容師として整理しておきます。
縮毛矯正が向いている方
縮毛矯正は薬剤を使って髪のクセを強制的に伸ばす施術です。クセが強く、しっかりストレートをキープしたい方に向いています。持続性は高く、3〜4ヶ月程度効果が続きます。ただし髪へのダメージが伴うため、定期的なトリートメントケアとセットで考えることが大切です。
髪質改善トリートメントが向いている方
髪質改善トリートメントは、傷んで歪んだ毛髪内部を補修し、ハリコシとツヤを取り戻す施術です。加齢による軽度のうねりやパサつきには効果が期待できます。ダメージが少なくツヤ感を求める方に向いています。一方で、強いクセをしっかり伸ばす力は縮毛矯正には及びません。

「クセをしっかり伸ばしたい=縮毛矯正」「ツヤと手触りを改善したい=髪質改善トリートメント」と覚えておくと選びやすいです。自分のクセの強さと目的に合わせて選ぶことが、後悔しないポイントです。迷ったら担当美容師に相談してみてください。
白髪・くせ毛の両方にアプローチするシャンプーの選び方

白髪とくせ毛の両方にお悩みの方には、以下の条件を満たすシャンプーを選ぶと効果的です。
この条件を満たすおすすめが「無印良品エイジングケアシャンプー」です。
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白髪ケアとくせ毛ケアの両方の効果が期待でき、頭皮にも優しい成分で作られているので毎日使いやすいシャンプーです。
詳しくはこちらの記事で解説しています♪

くせが強い場合は、くせ毛ケア成分(ケラチン・ヒアルロン酸など)が配合されているシャンプーを選ぶとより効果的です。毎日使うものだから、自分の髪質や好みの香りで選ぶのもシャンプータイムが楽しくなるポイントです。
年齢・白髪によるくせ毛に悩む方の声
白髪とくせ毛が重なると、美容室での時間も長くなりがちですよね。同じ悩みを持つ方はたくさんいますので、一人で抱え込まず、できるケアから始めてみてください。
Q&A【白髪・加齢によるくせ毛のよくある疑問】
- Q加齢によるくせ毛の原因は何ですか?
- A
加齢によるくせ毛の主な原因は、①髪の水分量の低下、②ハリ・コシの減少、③毛髪内部の歪み、④傷みやすくなった髪、⑤白髪による影響の5つです。これらが複合的に重なることで、くせやうねりが強くなっていきます。
- Q加齢による髪の水分量の低下を防ぐためにどんなケアが効果的ですか?
- A
ヘアオイルで水分の蒸発を防ぐことが基本ですが、より効果的なのはウォータータイプの髪用化粧水を使って内部から水分を補給する方法です。オイルとウォータータイプを組み合わせるのがおすすめです。
- Q加齢によるハリ・コシの減少を改善するためには、どのような方法がありますか?
- A
栄養バランスの良い食事を意識しながら、適切なトリートメントで髪に栄養補給することが基本です。加えて、頭皮マッサージで血行を促進することでハリ・コシの改善が期待できます。
- Q加齢による毛髪内部の歪みを解消する方法を教えてください。
- A
ケラチン配合のシャンプー・トリートメントで補修しながら、ドライヤーやアイロン使用時は熱保護剤を使ってダメージを防ぐことが重要です。美容室での髪質改善トリートメントも効果的な選択肢の一つです。
- Q白髪によるくせ毛を予防する方法はありますか?
- A
白髪の増加ペースを穏やかにすることが、くせ毛の悪化予防にもつながります。ヘマチンなどの白髪ケア成分が入った美容液の使用や、健康的な生活習慣の維持が有効です。日々のヘアケアと合わせて取り組むことをおすすめします。
まとめ|加齢によるくせ毛は正しいケアで改善できる

いかがでしたでしょうか?今回は『加齢によるくせ毛』の原因と解決法を5つご紹介しました。
以上5つの解決策をご紹介しました。
自分の髪の状態に合ったケアを、一つずつ試してみてください。継続することが、美しい髪への一番の近道です。
最後までお読みいただきありがとうございました★
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