
トリートメントの使い過ぎなのかな?髪がベタつく気がしするんでうけど…これ使い方あってます?
髪の美しさや健康を保つために、適切なトリートメント・コンディショナーの使い方を知っていますか?
髪は私たちの個性を表現する重要な要素であり、適切なケアを行うことで、ツヤやまとまりのある髪を手に入れることができます。
この記事では「トリートメント・コンディショナーを正しく使うための6つの手順」を詳しくご紹介します。
また、各手順の実演を交えた動画もご用意しましたので、視覚的にも理解しやすくなっています。
素敵な髪を手に入れるために、ぜひこの記事を参考にして正しいトリートメント・コンディショナーの使い方をマスターしましょう。
【この記事を書くのは】

Twitterアカウント @gaguar_tw
あわせて読みたい!■キレイ髪の秘密【シャンプーの正しい洗い方】だれでも簡単!6手順
トリートメントの役割と効果

基本的な事ですが、まずはじめにトリートメントの役割から学んでいきましょう★
保湿と水分補給
トリートメントには保湿成分が含まれており、髪の乾燥を防ぎ、水分を補給します。乾燥した髪はパサつきや切れ毛の原因となりますが、トリートメントを使用することで、髪が潤いに満ち、しなやかさを取り戻します。
キューティクルの修復
髪の毛はキューティクルと呼ばれる細かな鱗片から成り立っています。摩擦や熱などの外部の要因によって、このキューティクルが傷つき、髪がパサついたり、絡まりやすくなることがあります。トリートメントに含まれる成分は、キューティクルを修復し、髪を滑らかで健康な状態に戻します。
髪の柔軟性と軽さの向上
トリートメントは髪の内部に浸透し、髪を柔軟に保ちます。これにより、髪が軽く、自然な動きを持つようになります。
ダメージ修復と予防
トリートメントには、ダメージを修復する成分が含まれており、髪の内部から補修する効果があります。また、定期的なトリートメントの使用は、ダメージの予防にも役立ちます。
ツヤと艶の向上
トリートメントには、髪の表面をコーティングし、光の反射を促す成分が含まれています。これにより、髪にツヤと艶を与え、美しい輝きを実現します。
髪のお悩み別のヘアトリートメントの選び方のポイント

ヘアトリートメントを選ぶ際には、髪の状態や悩みに合わせて選ぶことが大切です。
乾燥した髪に悩んでいる場合
- 保湿力の高いトリートメントを選ぶ:保湿成分や植物オイルが配合されたトリートメントが乾燥した髪に適しています。
- 潤いを与える成分が含まれているか確認する:ヒアルロン酸やグリセリンなどの成分が髪に水分を与え、乾燥を防ぎます。
ダメージが気になる場合
- 修復効果のあるトリートメントを選ぶ:タンパク質やケラチンなどの成分が髪のダメージを修復し、健康な髪に導いてくれます。
- ヒートプロテクト効果のあるトリートメントを検討する:熱から髪を守るために、ヒートプロテクト成分が含まれたトリートメントを選ぶと良いでしょう。
パサつきや広がりが気になる場合
- 髪をなめらかに整えるトリートメントを選ぶ:シリコンなどの成分が髪の表面をコーティングし、パサつきや広がりを抑えて髪をなめらかに整えます。
- 抗フリッツ成分が含まれているか確認する:フリッツ(広がり)を抑える効果のある成分がトリートメントに含まれていると良いでしょう。
髪のボリュームが気になる場合
- ボリュームアップ効果のあるトリートメントを選ぶ:ボリュームアップ成分や根元から立ち上げる効果のある成分が含まれたトリートメントを選ぶと、髪にボリュームを与えることができます。
敏感な頭皮やかゆみがある場合
- 敏感肌用や頭皮にやさしいトリートメントを選ぶ:低刺激性の成分が配合されたトリートメントを選ぶことで、頭皮のトラブルを防ぐことができます。アロエベラやカモミールなどの頭皮を落ち着かせる成分が含まれたトリートメントが適しています。
カラーヘアやパーマをしている場合
- カラーケアやパーマケアの効果があるトリートメントを選ぶ:色落ちやパーマの崩れを防ぐために、カラーケアやパーマケアの成分がトリートメントに含まれているか確認しましょう。
また、ヘアトリートメントには、ノンシリコンタイプやオーガニックタイプなど、様々な種類があります。自分の肌質や髪質に合ったヘアトリートメントを選ぶようにしましょう。
よくある勘違い!トリートメントとコンディショナー、リンスの違いについて

トリートメントの効果
トリートメントには大きく分けて2つ効果があります
・油分などで髪表面をコーティング、髪の保護効果
・髪の内部を修復する効果
があります。内部補修と外部補修を同時にするわけです。
コンディショナー、リンスの効果
髪の表面のキューティクルをコーティングしてくれ、ツルンと手触りを良くしたり、普段の生活でおきてしまう摩擦から守る効果があります。
トリートメントとの違いは、髪の内部への栄養補給ができないものがほとんどという点。
※例外の商品もあります

つまりコンディショナー、リンスだけでは髪の内部の状態が回復できないのです。表面のみの簡単なケアであることを理解しましょう。
ヘアカラーやパーマヘアの方はトリートメントを毎日とは言わないのですが、最低でも週に2回ほどは使うと良いでしょう!
トリートメントの正しい付け方、順番は?
シャンプーとトリートメント、コンディショナーを使う順番を説明します。
順番
①シャンプーをする
②泡が残らないようにしっかり流す
③(トリートメント、コンディショナー、リンス)のどれか一つをつけます
④しっかり流す
当たり前な事かもしれませんが、この①~④がシャンプートリートメントの使う順番です。
先にシャンプー、その後(トリートメント、コンディショナー、リンス)のどれか一つです。

実際にあった話で、先にトリートメントしてシャンプーしてる方がいました💧
こんな方もいらっしゃるのです…
※美容師がよく聞かれる質問
コンディショナー+トリートメントの二重づけはあまり意味がないです。
無駄に二種つけなくてもいいと思います。どちらかで良いのです。ダメージが気になる場合ははじめから髪の内部、外部に効果のあるトリートメントを。
黒髪の方やダメージが気にならない方はコンディショナーを使いましょう。
【時間のあるときに】トリートメントの正しい使い方

トリートメントの効果を引き出す使用方法を紹介していきます。これはあまりにもダメージが気になる時、時間のあるときにお試しください。
- シャンプー後、シャワーでしっかりと流しきります。
- その後、軽く手で握り水気をとり(余分な水分はトリートメント効果を半減させてしまうので、水分をとってからトリートメントをつけます)多少トリートメントの伸びが悪くなりますが、水気を軽くとりトリートメントをつけると、吸収と浸透がアップします!
- つける正しい順番は毛先から少しずつ→中間部分→根元付近の順序イメージでトリートメントをつけていきます。つけたらお持ちの場合は目の荒いコーム、ブラシを使うとトリートメントがよく馴染むので効果的です。全体に均一にいきわたり手触りの変化を感じれるはずです。※注意点として根元付近はつけ過ぎ厳禁、ベタつき、ボリュームダウンの原因になるので、気になる方は根元付近はつけなくてもOK。ボリュームをしっかり抑えたい方で根元付近に軽くもなじませるくらいで十分です。
- 放置時間はトリートメント裏面記載時間でおいていきましょう。この待ち時間に、もみ込みやタッピング(軽い力加減で髪の毛を両手ではさみ叩く感じ)は浸透を促進する効果があります。
- さらにトリートメントの浸透を促進するために、温かいお湯で蒸しタオルをつくりタオルターバン(頭にぐるっとタオル)を巻きます。水蒸気で蒸され髪のキューティクルが開き、内部へ浸透していきます。※コンディショナーやリンスは髪の表面をコーティングするためのもの、髪につけた時点で時間をおかずにすぐに流してOKです!
- 流しはしっかり頭皮に指を通しながら流します

わざとすすぎ残しをする‥この考え方は間違いです。しっかりすすいでも髪に必要な残ります。つけたトリートメント・コンディショナーのすすぎ残しには注意しましょう!
髪のダメージレベルに合わせたトリートメントの頻度
髪のダメージレベルに合わせたトリートメントの頻度は、個人の髪の状態やダメージの程度によって異なります。
一般的な目安としては以下のような頻度が考えられますが、個別の判断には自身の髪の状態や感じ方を優先してください。
軽度のダメージ(例: 乾燥やごわつきなどがある場合)
週に1回から2回のトリートメントを行うことをおすすめします。トリートメントを髪全体にしっかりとなじませ、数分間放置してから洗い流すことで、髪に潤いと栄養を与えることができます。
中度のダメージ(例: ややパサつきや切れ毛がある場合)
週に2回から3回のトリートメントを行うことが適切です。ダメージの気になる部分に重点的にトリートメントを行い、髪全体にもケアを行うことで、ダメージの修復や改善を促すことができます。
重度のダメージ(例: 傷んだ髪や化学的なダメージがある場合)
週に3回以上の頻度でトリートメントを行うことが必要です。特に傷んだ部分やダメージが激しい部分に重点的にトリートメントを行い、積極的なケアを行うことが重要です。また、集中ケアのためにヘアパックやオイルトリートメントなどを活用すると効果的です。
ヘアトリートメントを使用する際は、以下の点に注意しましょう。
ヘアトリートメントは、髪の保湿と補修に欠かせないアイテムです。自分の髪の状態や悩みに合わせて、ヘアトリートメントを選び、正しく使用することで、美しい髪に導くことができます。
ロングヘアトリートメントつけ方【動画】
とても参考になります★
【Q&A】よくある質問コーナー

Q.コンディショナーのあとにトリートメントは効果がありますか?
A.どちらか一つで十分です。仮に二種類つけたとしても、先につけたものがコーティングしていて後からのものを邪魔します。
ダメージがひどい場合はトリートメントを。どちらか一つにしましょう。
Q.トリートメントやコンディショナーは髪に残す感じ流したほうがいいの?
A.しっかり流しましょう。流し残しは背中の肌荒れや頭皮のベタつきの原因になります。
どうしてもダメージのパサツキが気になる場合、毛先だけ少しぬめりがあってもいいくらいです。基本はしっかり流してください。
Q.頭皮用のトリートメントは頭皮につけるの?
A.髪の毛用のトリートメントは根本付近にはあまりつかないように塗布しますが、頭皮用のトリートメントは頭皮を保湿したり、バリア機能の向上の効果があります。
しっかり頭皮につけ流し残しがないようにしっかり流してください。
アウトバスのヘアオイルやヘアミルクによるケア

「乾かす前になにも髪につけない…」トリートメントケアをしてもアウトバス(乾かす前)のケアをしていない方は多くいます。
ここではアウトバストリートメントをつけるメリットについてお話しします。
保湿と栄養補給
アウトバスのヘアオイルやヘアミルクは、髪に潤いと栄養を与える役割を果たします。洗髪後の髪は水分を失って乾燥しており、オイルやミルクを使用することで水分補給と栄養補給を行います。これにより、髪がしっとりと潤い、健康的な状態を保つことができます。
髪の保護とダメージ予防
ヘアオイルやヘアミルクは、髪の表面をコーティングし、外部のダメージから髪を守る役割を果たします。摩擦や熱、紫外線などの要因によるダメージを軽減し、髪を健康な状態に保つことができます。特にヘアオイルはシリコンや天然オイルが含まれており、髪をコーティングすることでダメージを防ぐ効果があります。
髪のまとまりと扱いやすさ
ヘアオイルやヘアミルクは、髪のまとまりと扱いやすさを向上させる効果があります。髪の表面を滑らかにし、絡まりやすさを防ぐことで、ブラッシングやスタイリングの際に髪が引っかかることを軽減します。また、髪の指通りも良くなり、しなやかさやツヤを与えます。
スタイリング効果の向上
ヘアオイルやヘアミルクは、スタイリング効果を向上させる役割も果たします。髪に適量のオイルやミルクをなじませることで、髪の形状を整えたり、まとまりを持たせたりすることができます。また、ヘアオイルは髪の毛先に重点的に使用することで、自然な動きやボリュームを与えることも可能です。
髪の輝きと美しさ
ヘアオイルやヘアミルクは、髪に輝きと美しさを与える効果もあります。オイルやミルクが髪にコーティングされることで、光の反射を増やし、髪全体にツヤを与えます。ツヤのある髪は健康的で美しく見えるため、ヘアオイルやヘアミルクは髪の輝きを引き立てる重要なアイテムとなります。
ストレスやリラックス効果
ヘアオイルやヘアミルクは、その香りや使用感によってストレスを軽減し、リラックス効果をもたらすことがあります。心地よい香りや手触りに包まれることで、リラックスした気分になり、髪のケアがより心地良い時間となるでしょう。
ヘアオイルやヘアミルクは、アウトバスで使用することで髪の保湿、栄養補給、保護、ダメージ予防、まとまりと扱いやすさの向上、スタイリング効果の向上、輝きと美しさの提供、ストレス軽減など、さまざまな効果をもたらします。バスタイムのトリートメントだけでなく、自分の髪の状態や悩みに合わせて適切なヘアオイルやヘアミルクを選び、定期的に使用することで、髪の健康と美しさを保つことができます。
トリートメントの付け方まとめ

・トリートメントは髪表面の状態を整え、髪の内部に栄養と油分を補う
・コンディショナー、リンスだけでは髪の状態が回復できない、表面のみ。
・水気を軽くとりトリートメントをつけると、吸収と浸透がアップ
・つける正しい順番は毛先→中間→根元
・もみ込みやタッピング、タオルターバンをくしするべし
・流しはしっかり頭皮に指を通しながら流す
正直ここまでするの?って部分もあるかもしれませんね。
ですがきれいな髪を目指すのであればしっかりとしたトリートメントの付け方を学び実践していきましょうね!

こういうことは親からしっかり教わるものでもないし、勘違いはあるかもしれませんね。正しく理解することは何事においても大事です。
最新ヘアオイル記事一覧

【サロンで大人気のヘアオイル】
- ケラスターゼDPフルイドオレオリラックス
- ケラスターゼHUユイルスブリムティーインペリアル
- ケラスターゼユイルクロノロジスト
- モロッカンオイル
- オージュアクエンチセラム
- トラックヘアオイルNO.3
- ファイバープレックスボンドオイル
- MILBONエルジューダMO・FO
- 【ReFa】リファロックオイル
- ルベルイオエッセンススリーク
- ロレッタプレミアムベースケアオイル
- ロレッタ ベースケアオイル
- プロミルオイル
【ECサイトで大人気】
- シンピュルテトゥーグッド マルチベネフィットオイル
- ナプラ N.ポリッシュオイル
- NiNE(ナイン) マルチスタイリングオイル
- Q+ (クオリタス) ヘアオイル
- LUFTルフトヘアオイル
- 【Sign】サインシステミックヘアオイル
- エマコッカーナヘアオイル
- オルナオーガニック
- オーガニックワークスヘアオイル
- エヌオーガニックマイルド&リファイニングヘアオイル
- アメリオレイトヘアケアオイル
- エイトザタラソモイストヘアオイル
- ミルエ オーガニックヘアオイル
- mythm(ミズム) マルチユースヘアオイル
- 無印良品ホホバオイル
- 無印良品ヘアセラム
【性別問わずオススメ】
コメント