ヘアアイロンによる熱ダメージ5つの原因と髪を守る7つの方法!【美容師解説】

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ナヤムさん
ナヤムさん

ヘアアイロンを毎日使っていたら、髪がパサパサに…。傷みにくい使い方ってあるのかな?

ヘアアイロンは毎朝のスタイリングに欠かせない存在ですが、毎日使っていると髪がパサつき、ゴワつき、枝毛が増えて悩んでいませんか?

  • 高温で知らず知らずのうちに髪を傷つけてしまっている
  • 正しい使い方を知らずにダメージを蓄積させてしまっている
  • ダメージを受けた髪をどうケアすればいいかわからない

この記事では、ヘアアイロンの熱ダメージから髪を守る7つの方法を、美容師の視点からご紹介します。

温度設定・事前準備・ケア方法まで、使い方や選び方を見直すためのヒントをまとめました。

こんにちはガジャーです★
美容師免許・管理美容師免許取得のキャリア20年のベテラン現役美容師です。ヘアケア・スカルプケア・エステ全般の知識、商品知識には自信があります。私の美容に関する知識が少しでも多くの方のお役に立てればうれしいです。皆様応援をよろしくおねがいします♪

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ヘアアイロンによる熱ダメージの意外な5つの原因とは

ヘアアイロンは、朝の忙しい時間でも手軽に髪をまとめられる、とても便利なツールです。

ただ、使い方を少し間違えるだけで、髪に熱ダメージが蓄積し、パサつき・ゴワつき・枝毛などのトラブルを引き起こしてしまいます。

サラサラ髪をキープするためには、まず「なぜ傷むのか」を知ることが大切です。

ここでは、熱ダメージの意外な原因と、ダメージを最小限に抑えるための対策を詳しく解説します。

温度設定が高すぎる

ヘアアイロンの温度が高すぎると、キューティクルが傷つき、髪内部のタンパク質が変質してしまうことがあります。

ミルボンと広島大学が2020年に発表した熱ダメージの研究でも、毛髪の約85%はケラチンというタンパク質でできていて、熱でこのケラチンが凝集することが熱ダメージの大きな原因とされています。

「高温のほうが早くスタイリングできる」と思いがちですが、それが髪をじわじわと傷める原因になっています。髪質に合った適切な温度設定で使用することが、美髪の第一歩です。温度の目安は一般的なものなので、お使いのヘアアイロンの取扱説明書もあわせて確認しましょう。

  • 細い髪・ダメージ毛:160℃前後
  • 普通髪:180℃前後
  • 太い髪・くせ毛:200℃前後

温度設定の目安

  • アイロン後に髪がサラサラ:温度がちょうど良い
  • 髪がきしむ・ゴワつく:温度が高すぎるサイン
  • 髪が熱くなりすぎる:温度が高すぎるサイン

例

  • 細い髪でサラサラヘアに仕上げたい場合は、160℃〜180℃に設定します。
  • 太い髪でしっかりカールをつけたい場合は、180℃〜200℃に設定します。

同じ箇所を長時間アイロンしてしまう

同じ場所に何度もアイロンを当て続けると、熱ダメージが一点に集中してしまいます。毛束を細かく分けて、素早くアイロンを通すのがコツです。毛束を分けることで、むしろ短時間で効率的にスタイリングできますよ。

対策

  • 髪を3〜4cm幅の毛束に分けます。
  • 毛束を根元から毛先まで、一定のスピードでアイロンを通します。
  • 同じ箇所への重ね掛けはできるだけ避けましょう。

髪が濡れた状態で使用している

濡れた髪にヘアアイロンを使うと、「ジュー」という音とともに水分が急激に蒸発し、髪に大きな負担がかかります。少し面倒でも、必ず髪を完全に乾かしてから使用しましょう。

対策

  • ドライヤーで髪を完全に乾かしてからヘアアイロンを使用します。
  • 手で触ってサラサラになっていれば、乾燥完了のサインです。

ヘアアイロンの滑りが悪い

アイロンのプレートが汚れていたり、劣化していたりすると、髪に摩擦が生じてキューティクルが傷ついてしまいます。

「なんか引っかかるな」と感じたら、まずプレートの汚れを確認してみてください。

対策

  • アイロンプレートの汚れを定期的に拭き取ります。
  • ヘアアイロン専用のクリーナーを使って丁寧に汚れを落とします。
  • 滑りの改善が見られない場合は、新しいアイロンへの買い替えを検討しましょう。

紫外線対策を怠っている

紫外線はキューティクルを傷つけ、髪のパサつきやゴワつきの原因になります。ヘアアイロンでダメージを受けた髪は特に紫外線の影響を受けやすいので、外出時のUV対策も忘れずに。

対策

  • 帽子や日傘を活用して、髪を紫外線から守りましょう。
  • UVカット効果のあるヘアオイルや洗い流さないトリートメントも効果的です。
先生
先生

ヘアアイロンは便利なスタイリングツールですが、使い方次第で髪への影響は大きく変わります。5つの原因を把握して対策を意識するだけで、毎日のダメージを減らしやすくなります。

その他、熱ダメージを防ぐポイント

  • 髪を梳かして毛束を均等にしてからアイロンを当てる
  • アイロンはゆっくりと一定スピードで動かす
  • 髪を強く引っ張らない
  • 必要以上の高温設定は避ける
  • プレートの劣化が気になったら買い替えを検討する

これらを少し意識するだけで、毎日の熱ダメージを抑えやすくなります。

ヘアアイロン選びで髪への負担を減らす!おすすめ製品と選び方のポイント

実は、ヘアアイロンは「どれを選ぶか」でダメージの大きさが全然変わってきます。

せっかく使い方を気をつけても、アイロン自体が髪に合っていなければ意味がありません。ここでは、髪への負担を減らしやすいヘアアイロンの選び方と、おすすめの製品をご紹介します。

髪質に合わせたプレート素材を選ぶ

ヘアアイロンのプレート素材は、主に以下の3種類があります。

  • セラミック:熱を均一に伝えやすく、摩擦が少ないのでダメージを抑えやすい。初心者にもおすすめ。
  • チタン:摩擦が少なく傷みにくい。耐久性が高く長く使えるので、コスパも◎。
  • テフロン:滑りが良くスムーズにスタイリングしやすい。比較的リーズナブルな価格帯が多い。

素材の特徴を理解して、自分の髪質に合ったものを選ぶのが大切です。

髪質別おすすめのプレート素材はこれ!

  • 柔らかい髪・ダメージ毛:セラミック・テフロン
  • 硬い髪・くせ毛:チタン
  • 傷みやすい髪:セラミック

ヘアアイロンの機能性もチェック

プレート素材だけでなく、使い勝手を左右する機能にも注目してみましょう。

  • 温度調節機能:髪質やスタイリングに応じて細かく温度を調整できるのは必須条件。
  • 自動電源オフ機能:消し忘れの不安がなくなり、安全に使える。
  • 海外対応:旅行が多い方は電圧対応もチェックしておくと安心。

毎日使うものだからこそ、安全性・使いやすさ・髪への優しさをしっかり確認しておきましょう。

おすすめ製品

\毎日のスタイリングに使いやすい/

\美容機器ブランドのストレートアイロン/

\デジタル温度表示で温度を確認しやすい/

先生
先生

ヘアアイロンは髪質・機能・価格のバランスで選ぶのが大切です。自分に合ったアイロンに変えるだけで、髪の質感が変わることもあります。ぜひ一度見直してみてください。

もう傷まない!ヘアアイロン使用前に知っておきたい事前準備とケア方法

ヘアアイロンによるダメージは、使用後のケアだけでなく、使う前の準備でも大きく変わります。

少しの手間をかけるだけで、アイロンの熱から髪をしっかり守ることができます。ここでは、実践しやすい事前準備とアフターケアの方法をまとめてご紹介します。

◆ヘアアイロンの事前準備

髪をしっかり乾かす

ヘアアイロンは、髪が完全に乾いた状態で使うのが鉄則です。濡れた髪にアイロンを当てると、水分が急激に蒸発して髪に大きな負担がかかり、ダメージにつながります。

ドライヤーの正しい使い方

  • 指の間に髪を通しながら、根元から毛先へドライヤーを動かす。
  • 熱風が一点に集中しないよう、ドライヤーをある程度離して使う。
  • 乾いたら最後に冷風で仕上げると、キューティクルが整いやすい。

洗い流さないトリートメントやヘアオイルを使用する

アイロン前に洗い流さないトリートメントやヘアオイルを使うと、熱から髪を守るバリアの役割を果たしてくれます。これ一つ加えるだけで、仕上がりのツヤとしなやかさが変わりやすくなります。

洗い流さないトリートメント・ヘアオイルの選び方

  • 自分の髪質に合ったものを選ぶ。
  • 「熱ダメージ保護」や「ヒートプロテクト」効果があるものを選ぶ。
  • UVカット効果が加わっていると、外出時のケアも同時にできて便利。

ヘアアイロンの温度設定を適切にする

髪質に合わない温度設定は、ダメージの大きな原因のひとつです。高ければいいわけではないので、自分の髪に合った温度を意識してみましょう。

髪質別の温度設定の目安

  • 柔らかい髪・ダメージ毛:160℃前後
  • 普通髪:180℃前後
  • 太い髪・くせ毛:200℃前後

髪を梳かして毛束を均等にする

絡まったまま無理にアイロンを通すと、摩擦と熱のW(ダブル)ダメージになってしまいます。アイロン前にブラッシングで丁寧に髪をほぐしておく習慣をつけましょう。

アイロンはゆっくりと動かす

焦ってアイロンを素早く動かすと、かえって何度も重ね掛けしてしまうことに。ゆっくり一定速度で動かすほうが一発でキマりやすく、ダメージも少なくて済みます。

ヘアアイロン後のケア方法

1. シャンプー・トリートメントでしっかりケアする

アイロンを使った日は、ダメージ補修効果のあるシャンプーとトリートメントでしっかりいたわってあげましょう。

シャンプー・トリートメントの選び方

  • ダメージ補修・保湿効果のあるものを選ぶ。
  • 自分の髪質に合ったものを選ぶ。

2. ヘアパックで集中ケアする

週に1回程度のヘアパックは、ダメージ補修の効果が高く、髪のコンディションを整えるのに役立ちます。

3. ドライヤーの冷風で仕上げる

最後に冷風を当てることでキューティクルが引き締まり、ツヤが出やすくなります。たった30秒の習慣でも、仕上がりが変わりますよ。

4. 紫外線対策をする

熱ダメージを受けた髪は紫外線の影響も受けやすい状態です。帽子・日傘・UVカットのヘアケア製品をうまく活用して、ダブルでケアしましょう。

5. ヘアアイロンの使用頻度を減らす

毎日使えばそれだけダメージも蓄積します。週に数回はヘアアレンジや自然乾燥でまとめる日を作り、髪を休ませることも大切なケアのひとつです。

6. ヘアサロンでトリートメントを受ける

市販品では物足りなさを感じる場合は、サロントリートメントを試してみるのもおすすめです。プロの手による集中ケアは、自宅ケアでは補いきれない効果が期待できます。

ヘアアイロンは電源を切ってもすぐには冷めません。国民生活センターのテスト(2024年8月公表)では、加熱面が71℃以下になるまで平均で10分以上かかりました。冷めるまでは、子どもの手の届かない場所に置きましょう。

先生
先生

ヘアアイロンは使う前と後の両方のケアが大切です。ちょっとしたひと手間を積み重ねることで、ダメージを最小限に抑えてサラサラ髪を長く保てますよ。

ヘアアイロンのダメージが気になる人に試してほしい「ヒートプロテクト」活用法

「ヘアオイルは知ってるけど、ヒートプロテクトって何が違うの?」という方も多いのではないでしょうか。

ヒートプロテクト(熱保護)アイテムとは、アイロンの熱から髪を守るために開発された専用ケア製品のことです。スプレータイプ・ミルクタイプ・オイルタイプなど種類も豊富で、髪質や好みに合わせて選べます。

通常のヘアオイルにも保護効果はありますが、ヒートプロテクト専用品は熱から髪を守るための成分が配合されているものが多く、アイロン前に使うことで熱ダメージをやわらげるサポートになります。

ヒートプロテクトの正しい使い方

  • タイミング:ドライヤーで乾かした後、アイロンを使う直前に使用する。
  • 量:つけすぎるとベタつきやすいので、少量を手に伸ばして髪全体にまんべんなくなじませる。
  • 部位:熱が集中しやすい毛先・アウトライン・顔まわりを中心に塗布する。

ヒートプロテクト選びのポイント

  • 対応温度を確認する:製品によって230℃対応・200℃対応など異なります。自分が使うアイロンの温度に合ったものを選びましょう。
  • 髪質に合った質感を選ぶ:細い髪にはスプレータイプ、ダメージが気になる髪にはミルクやオイルタイプがなじみやすい。
  • プラスの効果もチェック:保湿・ツヤ・UVカットなど付加価値のあるものも多数あります。

ヒートプロテクトをアイロン前のルーティンに加えるだけで、毎日のダメージ蓄積をやわらげやすくなります。「使い方を変えたのに髪がまだ傷む」と感じている方は、ぜひ一度試してみてください。

美容師が教える!ヘアアイロンで髪を傷めないための「正しい順序」まとめ

ここまで紹介してきた内容を、美容師目線で実際のスタイリング手順としてまとめました。毎朝この流れを意識するだけで、髪へのダメージを抑えやすくなります。

  • STEP1:シャンプー後、タオルドライで水分をしっかり取る(こすらず押さえるように)
  • STEP2:ドライヤーで根元から完全乾燥させる(冷風で仕上げると◎)
  • STEP3:ブラッシングで毛束を均等に整える
  • STEP4:ヒートプロテクトまたはヘアオイルを髪全体になじませる
  • STEP5:髪質に合った温度でヘアアイロンを使用(毛束を細かく分けて、ゆっくり一定速度で)
  • STEP6:スタイリング後にアウトバストリートメントを少量なじませてツヤを整える

全部完璧にやろうとしなくて大丈夫です。まずはSTEP4の「ヒートプロテクトを使う」だけでも、髪の変化を実感しやすくなります。できることから少しずつ取り入れてみてください。

よくある質問(FAQ)

Q
ヘアアイロンを使うと髪が傷むのはなぜですか?
A

ヘアアイロンの熱によって、髪表面のキューティクルが傷ついたり、内部のタンパク質が変質したりすることが主な原因です。高温・長時間の使用や、濡れた髪への使用でとくにダメージが大きくなります。

Q
ヘアアイロンによる熱ダメージを防ぐためにはどうすればよいですか?
A

髪質に合った温度設定で使い、事前にヒートプロテクトや洗い流さないトリートメントを使うのが効果的です。あわせて、髪をしっかり乾かしてから使う、同じ箇所への重ね掛けを避ける、紫外線対策をする、使用頻度を必要最低限にする、といった工夫も役立ちます。

Q
髪質に合った温度設定はどうやって知ればいいですか?
A

一般的な目安は、柔らかい髪・ダメージ毛が160℃前後、普通髪が180℃前後、太い髪・くせ毛が200℃前後です。アイロン後に髪がきしんだり、焦げたような臭いがする場合は温度が高すぎるサインなので、すぐに下げましょう。お使いの製品の取扱説明書もあわせて確認してください。

Q
ヘアアイロンを頻繁に使用しても大丈夫ですか?
A

毎日の使用はダメージが蓄積しやすいので、できれば週数回に留めるのが理想的です。どうしても毎日使う場合は、ヒートプロテクトとアフターケアをしっかり行うことで、ダメージを最小限に抑えましょう。

Q
ヘアアイロンで髪を傷つけてしまった場合はどうすればよいですか?
A

まずは自宅のトリートメントやヘアパックで集中ケアを試みましょう。それでも改善しない場合は、サロンでのプロトリートメントも有効な選択肢です。ただし、傷みがひどい場合はカットして毛先を整えることを視野に入れてみてください。

Q
ヘアアイロンを使った後、どのくらいで冷めますか?
A

電源を切ってもすぐには冷めません。国民生活センターのテストでは、加熱面が71℃以下になるまで平均で10分以上かかりました。冷めるまでは、子どもの手の届かない場所に置いてください。

まとめ

ヘアアイロンは、正しい使い方を知らないと髪に大きなダメージを与えてしまいます。でも、ちょっとした知識と習慣の見直しで、毎日のスタイリングを「髪にやさしい時間」に変えることができます。

この記事でご紹介した7つの対策と、追加のヒートプロテクト活用法・正しい順序を参考に、ぜひ今日から実践してみてください。

  • 髪質に合った温度設定
  • アイロン前のヒートプロテクト・ヘアオイル
  • 完全乾燥してから使用する
  • 毛束を分けてゆっくり通す
  • アイロン後のアフターケア
  • 紫外線対策も忘れずに
  • 使用頻度を無理なく減らす

理想のヘアスタイルを楽しみながら、サラサラ艶髪を長くキープするために、ぜひ参考にしてください。

さらに、髪にやさしい機能のあるヘアアイロンを選ぶ・定期的にアイロンのプレートを掃除する・サロントリートメントを活用するといった継続的なケアも、美髪維持には欠かせません。

毎日の積み重ねが、理想の髪へとつながっていきます。

株式会社I-neの企業情報

企業名株式会社I-ne
公式ホームページhttps://i-ne.co.jp/
主な事業・ブランド化粧品・美容家電などの美容関連商品の企画開発・製造・販売、美容ブランド「SALONIA(サロニア)」

株式会社I-neは2007年に設立された会社で、化粧品や美容家電などの美容関連商品の企画開発、製造、販売を手がけています。

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