どうして私はくせ毛に生まれてきたんだろう…遺伝のせいなの?
あなたは、くせ毛と上手に付き合えていますか?
髪質は生まれつき決まっているもの、と思っていませんか?
実は、年齢や成長過程によって、くせ毛の強さや質感が変化することもあるんです。
このブログ記事では、くせ毛と遺伝の関係性を探り、年齢による髪の変化や成長過程での悩みに寄り添います。
さらに、くせ毛を活かしたヘアスタイルや、毎日のケア方法など、あなたに合った対策を見つけるヒントもご紹介します。
さあ、一緒にくせ毛の個性と向き合い、自分らしい美しさを輝かせましょう!
この記事はこんな方にオススメ
- くせ毛の原因や遺伝について知りたい方
- 年齢による髪の変化や成長過程での悩みに共感したい方
- くせ毛を活かしたヘアスタイルやケア方法を探している方
このブログ記事で、あなたとあなたの髪の毛の未来が、より輝くものになることを願っています。
【この記事を書くのは】
Twitterアカウント @gaguar_tw
くせ毛と遺伝の関係
くせ毛の原因として最も知られているのが『遺伝』です。
髪の毛のくせは、優性の法則が関係していて、くせ毛が優性、直毛が劣性のため、くせ毛が遺伝しやすいのです。
遺伝によってくせ毛になってしまう可能性は70%~90%と言わべています。
こう言ってしまうと、人類 皆くせ毛になりそうな気がしますよね…
片親がくせ毛であえば70%以上,両親がくせ毛であれば90%以上でくせ毛になる可能生があると言われています。
また、両親が直毛でも祖父母がくせ毛の場合は、隔世遺伝でくせ毛になってしまう事もあります。
仕事で多くのご家族をみていましたが当てはまっていると実感できます。親と子は大体において毛質は同じです。
くせ毛に関わる遺伝子【EDA、KRT81】
現在、くせ毛に関わる遺伝子はいくつか特定されています。これらの遺伝子は、髪の毛の形状を決めるタンパク質の生産に関与しています。
- EDA遺伝子: 毛根の形に関わる遺伝子。この遺伝子の変異が、髪の毛の曲がりに関与していると考えられています。
- KRT81遺伝子: 髪の毛のケラチンタンパク質に関わる遺伝子。この遺伝子の変異が、髪の毛の弾力性や硬さに影響を与えていると考えられています。
成長過程でのクセ毛の変化
赤ちゃんの髪の毛は、ほとんどが産毛です。産毛は細くて柔らかく、くせがありません。産毛は生後数ヶ月で抜け落ち、その後、生え替わります。
生え替わった髪の毛は、産毛よりも太くて硬くなり、くせ毛になることがあります。
生後10歳までの子どもの髪質は、個人差がありますが、子どもによっては、産毛と同じように細くて柔らかい髪質の人もいます。また、子どもによっては、くせ毛の髪質になる人もいます。
「小さい頃はサラサラの直毛だったのに、くせ毛になってしまった…」など、よく聞くことがあると思います。
これはなぜ起きるかというと、生まれてから10歳頃までは頭蓋骨の変化が強く、毛根や毛穴が安定しにくいため、柔かく透明感のある髪の毛をしています。
子供の髪の毛が茶色く細いのはこのためなんです。上の例とは逆に、子供の頃はくせ毛だったけどおとなになるにつれてクセがなくなってく事もあります。とても複雑ですよね…
年齢による髪質・くせ毛の変化
10~20代
そして、10態から20歳頃までの思春期・青年期へと成長するに従って、頭蓋骨の形成はほぼ安定し、毛根や毛も安定します。
また、このタイミングで、男性、女性をれぞれにホルモンバランスが変化し、メラニン色素が増えて硬い髪質に変化するため、くせが出やすくなります。
そのため、10歳頃までは直毛だった方でも、成長期にくせ毛へと変わっていく方が多いのです。
加齢による髪の毛の変化
35歳頃~
35歳頃から、加齢による白髪の増加やおでこのしわ・目元のたるみなどが気になり始めます(もちろん個人差があります)。
同時に、頭皮も少しずつたるみ、毛穴が楕円形に変化して髪の毛にゆがみが生じて、くせが多くなります。
毛穴の締りが悪いせいでピンと立ち上がっていた毛もコシがなくなりボリュームダウンしてしまいます。
また、白髪になるとメラニン色素が生成されないので、毛髪内部に空洞ができてうねりやがおこります。白髪が増えるとごわつきを感じたり艶がなくなるのはこのためです。
年齢を重ねることに髪の『クセ』や『ごわつき』がみんな気になり始めるんです。
このあたりの年齢の方の対応策はあります。
以下のURLからご確認ください。
50歳以降
50歳以降になると、皮膚のたるみが進行し、毛穴の変化の影響によりくせ毛が強まるだけでなく、女性ホルモンの減少で、髪の毛が痩せ細り、髪の密度、髪の水分量までが低下します。
それにより、ボリュームの低下やパサつき、折れなども目立ってきます。
加齢によるくせ毛については、早めから対処をすえば、進行を遅らせることも可能です。
後天的(生まれつきではない)にくせ毛になってしまう原因
くせ毛は、遺伝的な要因が大きいと考えられています。しかし、後天的にくせ毛になってしまう原因もいくつかあります
頭皮の乾燥
頭皮が乾燥すると、髪の毛がパサパサになり、くせ毛になりやすくなります。
髪のダメージ
髪の毛にダメージを受けると、キューティクルが剥がれ落ち、髪の毛が弱くなり、くせ毛になりやすくなります。
栄養不足
髪の毛を作るのに必要な栄養が不足すると、髪の毛が弱くなり、くせ毛になりやすくなります。
ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスが乱れると、髪の毛の成長が遅くなったり、髪の毛が細くなったりして、くせ毛になりやすくなります。
ストレス
ストレスを受けると、頭皮の血行が悪くなり、髪の毛の成長が遅くなったり、髪の毛が細くなったりして、くせ毛になりやすくなります。
これらの原因を避けることで、後天的にくせ毛になるのを防ぐことができます。また、くせ毛を改善するためには、適切なヘアケアを行うことも大切です。
- 頭皮を清潔に保つ 頭皮を清潔に保つことで、頭皮の乾燥を防ぎ、髪の毛をダメージから守ることができます。
- 保湿ケアを心がける 髪の毛に保湿ケアをすることで、キューティクルを保護し、髪の毛を乾燥から守ることができます。
- 栄養バランスの良い食事を心がける 髪の毛を作るのに必要な栄養を摂取することで、髪の毛を強くし、くせ毛を改善することができます。
- ストレスを溜めない ストレスを溜めないようにすることで、頭皮の血行を良くし、髪の毛の成長を促進することができます
くせ毛は、遺伝的な要因が大きいと考えられていますが、後天的にくせ毛になってしまう原因もいくつかあります。これらの原因を避け、適切なヘアケアをすることで、くせ毛を改善することができます。
くせ毛・縮毛はなおせる?
くせ毛は治るものではありません。
くせ毛は、髪の毛の主成分であるタンパク質の結合が歪んでしまい、髪にうねりや縮れが出てしまうものです。
このタンパク質の結合は、生まれつきの遺伝的な要因や、後天的なダメージが原因で歪んでしまうことがあります。そのため、くせ毛を完全に治すことは難しいのです。
しかし、くせ毛を改善する方法はあります。たとえば、次のようなものがあります。
くせ毛を改善する方法
- 髪にダメージを与えないシャンプーやトリートメントを使用する
- 髪を熱で傷めないようにする
- 髪に水分を補給する
- くせ毛用のスタイリング剤を使用する
- 縮毛矯正を行う
くせ毛を改善するには、自分のくせ毛のタイプや髪質に合った方法を見つけることが大切です。また、くせ毛は個性であり、そのままでも美しいということを忘れないでください。
年代別によるくせ毛の対処法(20~70代)
くせ毛の対処法は、年齢によって異なります。
20代~30代のくせ毛の対処方法
- 頭皮や髪に優しいシャンプーを使用すること。
- トリートメントをしっかりと使用すること。
- 熱処理を避けるようにすること。
- タオルドライは、髪をこすらずに、優しく押さえるようにすること。
- ドライヤーで乾かすときは、根元から毛先に向かって、低温で乾かすようにすること。
40代~50代のくせ毛の対処方法
- 上記に加えて、以下の点に注意すること。
- 頭皮マッサージを行うことで、頭皮の血行を促進し、髪の毛の成長を促進する。
- 髪の毛に栄養を与える食事を心がける。
- 水分を十分に摂取する。
- ストレスを溜めないようにする。
60代~70代のくせ毛の対処方法
- 上記に加えて、以下の点に注意すること。
- 髪の毛を洗う頻度を減らす。
- 髪の毛を洗うときは、ぬるま湯を使用する。
- 髪の毛をこすらずに、優しく洗う。
- 髪の毛を乾かすときは、ドライヤーの熱を当てすぎないようにする。
- 髪の毛のケアは、夜に行う。
大人の女性のくせ毛の悩みにおススメの記事↓ヘアケアアイテムも紹介しています。
くせ毛は、遺伝的な要因と環境的な要因の両方によって引き起こされます。しかし、ヘアケアやスタイリング方法を工夫することで、くせ毛を活かしたおしゃれなヘアスタイルを楽しむことができます。
くせ毛は、遺伝的な要因と環境的な要因の両方によって引き起こされます。
しかし、ヘアケアやスタイリング方法を工夫することで、くせ毛を活かしたおしゃれなヘアスタイルを楽しむことができます。
性別別のくせ毛対策方法
男性のくせ毛対策
男性のくせ毛対策では、まずシャンプーやトリートメントなどのヘアケア製品選びが重要です。くせ毛には、うねりや広がり、パサつきなどの悩みがあります。そのため、くせ毛の悩みに対応したヘアケア製品を選ぶようにしましょう。
また、くせ毛の男性は、髪を洗いすぎると頭皮の乾燥やダメージの原因になるため、1日1回程度の洗髪を心がけましょう。洗髪後は、ドライヤーでしっかりと乾かすことも大切です。
具体的な対策方法としては、以下のようなものが挙げられます。
- くせ毛用のシャンプーやトリートメントを使う
- 1日1回程度の洗髪を心がける
- ドライヤーでしっかりと乾かす
- ヘアアイロンやコテを使う
- 髪を短くする
女性のくせ毛対策
女性のくせ毛対策では、男性と同様にヘアケア製品選びが重要です。また、女性は男性よりも髪の長さやボリュームがあるため、スタイリング方法も工夫が必要です。
具体的な対策方法としては、以下のようなものが挙げられます。
- くせ毛用のシャンプーやトリートメントを使う
- 髪を洗いすぎるのを避ける
- ドライヤーで髪を乾かす前に、アウトバストリートメントをつける
- ヘアアイロンやコテを使う
- 髪を巻いたり、編んだりして、くせを活かす
また、女性のくせ毛は、ホルモンバランスの影響で、生理前や妊娠・出産後などに、くせが強くなることがあります。そのため、そういった時期には、ヘアケアやスタイリングに特に気を配るようにしましょう。
これらのポイントを押さえて、自分に合ったくせ毛対策を実践してみてください。
雨の日にできるくせ毛対策
雨の日は、湿度が高くなるため、くせ毛が広がったり、うねったりしやすくなります。そこで、雨の日にできるくせ毛対策をご紹介します。
シャンプー・トリートメントでクセ毛対策
雨の日は、髪が湿気でダメージを受けやすくなっています。そのため、シャンプーやトリートメントで髪をしっかりと保湿することが大切です。
シャンプーは、ダメージ補修や保湿効果のあるものを選びましょう。トリートメントは、洗い流さないタイプのアウトバストリートメントを使うと、さらに効果的です。
ドライヤーでクセ毛対策
ドライヤーで髪を乾かすときは、根元からしっかりと乾かすことがポイントです。根元が乾いていないと、髪が浮いたり、広がったりしやすくなります。
また、ドライヤーの温風は、髪のダメージの原因になるため、できるだけ冷風で乾かしましょう。
強いくせ毛の方におススメしたいヘアアイロンはコレ!
スチーム式でしっかりクセが伸びます。
スタイリング剤でクセ毛対策
スタイリング剤を使うことで、くせを抑えてまとまりのある髪に仕上げることができます。
オイルやミルクなどの保湿力のあるスタイリング剤を使うと、髪の水分をキープして、広がりにくくなります。また、ワックスやヘアバームなどのセット力のあるスタイリング剤を使うと、くせをしっかり抑えることができます。
ヘアアレンジでクセ毛対策
髪を編んだり、アップにしたりすることで、くせを活かしておしゃれなヘアスタイルを楽しむことができます。
具体的な雨の日にできるくせ毛対策としては、以下のようなものが挙げられます。
これらの対策を参考に、自分に合った方法を見つけてみてください。
【くせ毛予防】頭皮のたるみ対策
くせ毛を予防する効果のある、「頭皮のたるみ予防」には、頭皮マッサージが有効です。
頭皮のコリをほぐし、血行を促進することで若々しい頭皮をたもつことができます。
マッサージの際は育毛剤やオイル・ヘッドマッサージャーを使った頭皮マッサージが効果的です、
頭皮へのエイジングケアだけでなく、毛穴のクレンジング効果のあるものや、美髪効果、リラックス効果も期待できます。
Q&A
Q. くせ毛におすすめのシャンプーやトリートメントは何ですか?
A.くせ毛におすすめのシャンプーやトリートメントは、次のようなものがあります。
- ノンシリコンシャンプー
- アミノ酸系シャンプー
- ココナッツオイル配合のシャンプー
- ヒアルロン酸配合のトリートメント
- アボカドオイル配合のトリートメント
くせ毛の改善には、髪にダメージを与えないシャンプーやトリートメントを使用することが大切です。ノンシリコンシャンプーやアミノ酸系シャンプーは、髪に優しく、ダメージを与えにくいのでおすすめです。また、ココナッツオイルやヒアルロン酸、アボカドオイルなどの保湿成分が配合されたシャンプーやトリートメントは、髪に水分を補給し、くせ毛を改善するのに効果的です。
Q. くせ毛のスタイリング剤の選び方はどうすればいいですか?
A.くせ毛のスタイリング剤を選ぶときは、次の点に注意しましょう。
- 髪の太さや量
- くせ毛の強さ
- 仕上がりの好み
くせ毛の太さや量が少ない場合は、軽めのスタイリング剤がおすすめです。くせ毛の強さがある場合は、油分やホールド力の高いスタイリング剤がおすすめです。仕上がりの好みは、人それぞれなので、自分の好みに合わせてスタイリング剤を選びましょう。
Q. くせ毛を直す方法はありますか?
A.くせ毛を完全に直す方法はありませんが、サロンメニューの縮毛矯正を行うことで、くせ毛を直すことはできます。縮毛矯正とは、髪の毛の形状を矯正する施術です。縮毛矯正を行うことで、くせ毛をまっすぐにしたり、波を抑えたりすることができます。
しかし、縮毛矯正は髪にダメージを与える可能性があるため、頻繁に行うことは避けましょう。また、縮毛矯正は、髪の毛の状態によっては、効果が得られないこともあります。
まとめ
今回はくせ毛と遺伝の関係について書かせていただきました。
くせ毛については、まだたくさんお伝えしなくてはいけないことがあります。
今後少しずつ追記したり、別記事を加えながら読者の方にもわかりやすいように努めていきますね!
このくせ毛の問題は悩んでいる人が本当に多い問題なので!ではまた!
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