「なんとなく毎日シャンプーしているけど、本当にこのやり方で合っているのかな?」と感じたことはありませんか?
実は、シャンプーの手順を少し見直すだけで、髪のパサつきやボリュームダウン・頭皮の臭いが改善されることがあります。毎日続けることだからこそ、正しい方法を知っておくことが大切です。
この記事では、美容師が実際に行っている「正しいシャンプー8STEP」を丁寧に解説します。今日からすぐ実践できる内容なので、ぜひ最後まで読んでみてください。
こんな方におすすめ:髪のパサつきや頭皮のべたつきが気になる・シャンプーのやり方に自信がない・もっとツヤのある美髪になりたい女性。
逆に合わない方:すでに美容師から個別のケア指導を受けており、専用の手順がある方はそちらを優先してください。
そもそもシャンプーは何のためにするの?
シャンプーは、主に以下の3つの目的で使用されます。
頭皮と髪の汚れを落とす
シャンプーの主な目的は、頭皮と髪の汚れを落とすことにあります。頭皮や髪には、皮脂やほこり、汗、スタイリング剤などの汚れが付着します。これらの汚れが残っていると、頭皮の臭いやフケ、かゆみなどの原因となるだけでなく、髪のツヤやまとまりを損なうこともあります。
頭皮の皮脂バランスを整える
シャンプーには、皮脂を洗い流すだけでなく、皮脂バランスを整える効果もあります。頭皮の皮脂は、髪を守るために必要なものです。しかし、皮脂の分泌量が多いと頭皮がベタつきやすく、少ないと乾燥してかゆみやフケの原因となります。
髪にうるおいを補う
髪はたんぱく質や水分などの成分でできています。これらが不足するとパサつきや枝毛・切れ毛の原因になります。シャンプーには、これらの成分を補う効果のある成分が配合されているものもあります。
シャンプーを選ぶ際には、自分の頭皮や髪質に合ったものを選ぶことが大切です。
- 頭皮が乾燥しやすい人は、保湿成分が配合されているシャンプーを選ぶとよいでしょう。
- 頭皮が脂っぽい人は、皮脂を洗い流す効果の高いシャンプーを選ぶとよいでしょう。
- 髪のダメージが気になる人は、ダメージを補修する効果のあるシャンプーを選ぶとよいでしょう。
正しいシャンプー8STEP
最初に大まかな手順を見ていきましょう。
- STEP1ブラッシング
日常生活でついてしまうホコリの除去やスタイリング剤、髪の絡みをブラッシングにより取り除きます
- STEP2予洗い
適温のお湯で丁寧に時間をかけて流していきます。ここで余計な皮脂やホコリ、髪の絡みをとっていきます
- STEP3シャンプー
シャンプー適量を手のひらで泡立てをしてから髪につけていきます。頭皮をこすりながらも髪への摩擦は最小限を心がけます
- STEP4流し
流し残しがないように丁寧さを。しっかりと地肌に指を通すことがポイントです。
- STEP5トリートメント
一度髪の毛の余計な水分を取り除きトリートメントを塗布してコーミングしながら髪へなじませて放置します
- STEP6流し
ここもしっかりと流していきます。
- STEP7タオルドライ
決してこするのではなく「ポンポン」たたくような優しいイメージで水分をとっていきます。
- STEP8ヘアケア→ドライ
ダメージが気になり方はヘアケア剤をつけてから髪を乾かしていきます。

この「8STEP」をより具体的に解説していきます。普段のシャンプー習慣とは違う気づきがあるはずなので、ぜひお読みください!
①シャンプー前のブラッシングで汚れを浮かせる

お風呂に入る前、脱衣所でブラッシングをひと手間加えるだけで、シャンプーの効果がグッと上がります。
「ブラッシング」には抜けた毛の除去や、髪についたホコリやスタイリング剤を浮かせてシャワーで落としやすくする効果があります。
さらに、頭皮への心地よい刺激がリラクゼーション効果ももたらしてくれます。まだブラッシング習慣がない方は、ぜひ今日から取り入れてみてください。
②汚れの7割は予洗いで落とせる

シャンプーをつける前に、お湯だけで頭皮・髪全体をしっかり流す「予洗い」を行いましょう。予洗いだけで、皮脂やホコリなど汚れの約7割が落ちるといわれています。これをするかしないかで、シャンプーの泡立ちや洗浄力が大きく変わってきます。
髪の長さ別・予洗いの目安時間
ショートヘアは1分、ミディアム〜ロングヘアもしくはスタイリング剤を多くつけている場合は1分30秒〜2分かけて予洗いをしましょう。
予洗いの手順
髪ではなく、頭皮全体にまんべんなくシャワーを当てるイメージでおこないます。
ハチまわりと生え際を洗います。頭部サイドの出っ張り「ハチ」にシャワーを当てて、汚れを浮かせます。
耳上と耳後ろも洗いましょう。とくに耳後ろは流し残しやすいので念入りに流していきましょう。
後頭部はロングの方は髪を持ち上げて
後頭部は毛量が多く頭皮が洗いにくい部分です。10〜20秒しっかり流しましょう。
えり足も忘れずに。耳後ろと同様、えり足は流し残しやすい箇所です。髪と首の境目を念入りに流しましょう。
最後は毛先の汚れも流す
シャワーの水圧で髪の絡みを取り除くように流します。このとき、指で無理に引っ張らないよう心がけましょう。
③シャンプーはたっぷりの泡で頭皮を洗う

泡が髪を守るクッションになる
シャンプーの泡は、指による摩擦を和らげて頭皮や髪への負担を軽減する役割があります。
原液のまま頭皮につけてしまうと刺激が強く、頭皮や髪の傷みにつながる場合があります。シャンプー剤は必ず十分に泡立ててから使いましょう。
髪の長さ別・シャンプーの適量
使う量は髪の長さや毛量によって変わります。目安として参考にしてください。
| 髪の長さ | 適正量・プッシュ数 |
|---|---|
| ショート | 半プッシュ〜1プッシュ |
| ボブ | 1プッシュ |
| ミディアム | 1プッシュ〜2プッシュ |
| ロング | 2プッシュ |
シャンプー剤を泡立てる手順
手のひらを使い、手の上で少しお湯を加えて優しく泡立てる
少し泡立ったシャンプー剤を両手にのせ頭につけたら、大きく円を描くように泡立てます。
泡立ってきたら、両サイド、襟足、毛先にもシャンプーをつけ、全体的に泡立てていきます。
このとき、髪への摩擦は最小限に、空気を含ませるように意識しましょう。
シャンプー剤が泡立たない場合
一度プレシャンプーを行います。
プレシャンプーとは予備洗いとも言われ「軽く泡立て流すこと」です。これにより、泡立たない原因の
■頭皮・皮脂の汚れ
■スタイリング剤の残り
が取り除かれてシャンプーの泡立ちがよくなり、シャンプー成分本来の力を発揮できます。
頭皮マッサージの正しい順番(簡単3STEP)
シャンプーは頭皮に直接つけるのはNGです。必ず手で泡立ててから使いましょう。
1. シャンプーをのせた手を少し丸め、反対の手の指で少量の水を加えかき混ぜます。
2. 頭頂部に泡をのせ、頭皮をなでるようにくるくると回して頭皮全体に広げます。
3. 頭の左半分を1〜5のパーツに分けて、ムラなく塗りつぶすように洗います。終わったら右半分も同様に。
④シャンプーの流しは38℃ぬるま湯でしっかりと
すすぎに理想的な温度は38℃のぬるま湯で、水圧は強めがおすすめです。
寒い季節はつい熱いお湯を使いたくなりますが、温度が高いと頭皮が乾燥しやすくなり、かゆみやフケにつながりやすくなります。少しぬるく感じるくらいの温度を意識してみてください。
また、シャワーの水圧は強めの方が流し残しが減るので、可能であれば水圧アップができるシャワーヘッドへの交換もおすすめです。
現在では通販サイトなどで「シャワーヘッド」が多く販売されており、増圧機能や節水効果・シルクタッチ水流など様々な機能が選べます。
おすすめのシャワーヘッドをご紹介
FINE BUBBLE S
日本発のファインバブル技術を搭載したシャワーヘッド。たっぷりのファインバブルを全身に浴びることで、毎日のシャワーが肌に優しいスキンケアタイムに変わります。シャンプーのすすぎにも最適で、汚れをより丁寧に洗い流してくれます。
【疎水性相互作用】疎水性の汚れは疎水性のバブルの表面と吸着。バブルは汚れを吸着して浮上し、肌に優しく汚れを取り除きます。
【選べる4つの水流】ミストモード・ジェットモード・ストレートモード・パワーストレートモードの4種類から、目的に合わせた水流をコントロールできます。
利用者の声
良い声:他社製品と比較して使用したところ、水量・ミストともに非常に満足のいく仕上がりでした。使い勝手の良さとモードの豊富さが気に入っています。
気になる声:もともとシャワーの水圧が強めの環境では、最大水圧が刺激に感じる場合もあります。
洗い残しやすい後頭部はヘアブラシを活用
手が届きにくく流し残しになりやすい後頭部には、柄が長いブラシを活用してみてください。
ブラシ部分が大きく空気穴のある「パドルブラシ」は、絡まった髪をとかしやすくておすすめです。
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⑤トリートメントは毛先から根元の順につける

シャンプーの後はトリートメントをつけていきます。ここは3STEPです。
シャンプー後、シャワーでしっかりと流しきります。
①その後、軽く手で握り水気をとりトリートメントをなじませます。水気を軽くとってからつけると、吸収と浸透がアップします。
②つける順番は「毛先から少しずつ→中間部分→根元付近」のイメージでトリートメントをつけていきます。
つけたら目の荒いコームやブラシを使うとトリートメントがよく馴染むので効果的です。全体に均一になじんだら、手触りの変化を感じられるはずです。
※注意点として根元付近はつけ過ぎ厳禁。ベタつきやボリュームダウンの原因になるため、気になる方は根元付近はつけなくてもOKです。ボリュームを抑えたい方は根元付近に軽くなじませる程度で十分です。
③放置時間はトリートメント裏面に記載されている時間を目安においておきましょう。
※コンディショナーやリンスは髪の表面をコーティングするためのもの。つけた時点で時間をおかずにすぐ流してOKです!
⑥トリートメントのすすぎ残しに注意
すすぎでトリートメントやコンディショナーを残す方がいますが、これは間違いです。
成分が頭皮に残ることでベタつきや、背中の吹き出物の原因となることがあります。トリートメントもシャンプーと同様、しっかりと流していきましょう。
⑦タオルドライは「やさしく押し当てる」が正解

タオルで強くこするのは厳禁。頭の上にタオルをのせたら、ハンバーグをこねるような手つきで指の腹で頭皮を軽くトントンしながら水分をタオルに移動させましょう。
衛生面を考慮してタオルは1年を目安に新しいものへ替えるのがおすすめです。
ロングヘアの方は髪をタオルでやさしく包んで頭皮の水分を指の腹で拭き取ったら、次に毛先の水分を除去します。タオルで髪を包んだらギュッと押しつぶすように圧力をかけて水分をタオルに移動させましょう。
⑧ヘアオイルをつけてからドライヤーで乾かす

乾かす前にアウトバストリートメントを
ドライヤーをかける前に洗い流さないヘアオイルをつけることを習慣にしましょう。タオルドライの前にオイルをつけてしまうと、水分と一緒にうるおい成分がタオルに吸収されてしまうため、つけるタイミングはドライヤー前が正解です。
ヘアオイルなどのケア剤をつける主な効果は次の通りです。
■ドライヤーの熱・乾燥から守る効果
■就寝時の髪への摩擦の軽減
■髪への潤い・パサつき防止効果
就寝前に使う場合、ヘアオイルの香りが気になる方は、匂いの少ないオーガニック系のものがおすすめです。
生乾きはNG!毛先までしっかり乾かして
中途半端にドライヤーをやめず、毛先までしっかり乾かすことが大切です。
濡れたままではキューティクルが開いてしまい、パサつきの原因となります。また、ヘアカラーをしている方は色落ちしやすくなることも。髪を乾かす際は最後まで丁寧に乾かしましょう。
自分に合うシャンプーの選び方【髪質別】
正しい手順でシャンプーしても、自分の髪質に合っていないシャンプーを使っていると効果が半減することがあります。以下を参考に、自分に合うタイプを見つけてみてください。
| こんなお悩みがある方 | おすすめのシャンプータイプ |
|---|---|
| 頭皮が乾燥しやすい・かゆみが出やすい | 保湿成分配合・低刺激タイプ |
| 頭皮がべたつく・臭いが気になる | 洗浄力の高いスカルプタイプ |
| 髪のダメージ・枝毛・切れ毛が気になる | 補修成分(ケラチン・アミノ酸)配合タイプ |
| カラーやパーマをしている | カラー対応・ダメージケアタイプ |
| 髪のボリュームが欲しい | ノンシリコン・軽めの洗い上がりタイプ |
迷ったときはアミノ酸系シャンプーが幅広い髪質に対応しやすく、初めての方にも使いやすいとされています。
シャンプー動画
美容師さんによる解説動画も参考にしてみてください。
00:00 はじめに
01:26 ブラッシング
01:39 すすぎ(予洗い)のやり方
03:17 正しいシャンプーのやり方
07:14 シャンプー後のすすぎ
よくある質問Q&A
Q.シャンプーの頻度はどれくらいが適切ですか?
A.シャンプーの頻度は、頭皮の皮脂の量や髪質によって個人差があります。一般的な目安として参考にしてください。
- 頭皮が脂っぽい人は、1日1回、もしくは2日に1回シャンプーするのが適切です。
- 頭皮が乾燥しやすい人は、2日に1回、もしくは3日に1回シャンプーするのが適切です。
- 髪が長い人は、髪の毛先が乾燥しやすいため、2日に1回、もしくは3日に1回シャンプーするのが適切です。
また、季節や生活環境によっても調整するとよいでしょう。
- 夏は汗や皮脂の分泌量が増えるため、1日1回シャンプーするのがおすすめです。
- 冬は乾燥しやすいため、2日に1回にするのがおすすめです。
Q.シャンプー前のブラッシングは必要ですか?
A.はい、ブラッシングはおすすめです。
ブラッシングをすることで、髪についたほこりや汚れ、自然に抜けた髪を取り除くことができます。また、頭皮を刺激して血行を促進する効果も期待できます。ブラッシングは髪の根元から毛先に向かって、優しく丁寧に行いましょう。
Q.シャンプーの適量はどのくらいですか?
A.一般的なシャンプーの場合、500円玉大の量が目安です。
量が多すぎると髪や頭皮への負担が増え、頭皮の乾燥やフケ・かゆみの原因となることがあります。また、泡立ちが良すぎると洗い残しも残りやすくなるため、適量を守ることが大切です。
Q.頭皮と髪、どちらを重点的に洗えばよいですか?
A.シャンプーの際は、頭皮を重点的に洗うことが大切です。
頭皮に汚れが残っていると、フケやかゆみ・ニオイなどのトラブルにつながります。シャンプーの泡で頭皮全体をマッサージするように洗い、髪は泡が流れ落ちる際に一緒に洗われるイメージで十分です。
Q.シャンプー後のすすぎはどれくらい必要ですか?
A.シャンプー後のすすぎは、しっかりと行うことが大切です。
すすぎ残しがあると、頭皮の乾燥やフケ・かゆみの原因となることがあります。ぬるま湯でシャンプー成分が残らないよう、じっくり時間をかけてすすぎましょう。
Q.シャンプー後のトリートメントは必要ですか?
A.髪のダメージや乾燥が気になる方にはトリートメントがおすすめです。
トリートメントには、髪の内部まで成分を浸透させ、ツヤやまとまりを高める効果があります。シャンプー後に軽くタオルで水気をとってから全体に塗布し、ホットタオルやシャワーキャップで5分ほど蒸らしてから流すと、より効果を感じやすくなります。
まとめ
今回の記事では「正しいシャンプー手順」について改めて解説しました。
- STEP1ブラッシング
日常生活でついてしまうホコリの除去やスタイリング剤、髪の絡みをブラッシングにより取り除きます
- STEP2予洗い
適温のお湯で丁寧に時間をかけて流していきます。ここで余計な皮脂やホコリ、髪の絡みをとっていきます
- STEP3シャンプー
シャンプー適量を手のひらで泡立てをしてから髪につけていきます。頭皮をこすりながらも髪への摩擦は最小限を心がけます
- STEP4流し
流し残しがないように丁寧さを。しっかりと地肌に指を通すことがポイントです。
- STEP5トリートメント
一度髪の毛の余計な水分を取り除きトリートメントを塗布してコーミングしながら髪へなじませて放置します
- STEP6流し
ここもしっかりと流していきます。
- STEP7タオルドライ
決してこするのではなく「ポンポン」たたくような優しいイメージで水分をとっていきます。
- STEP8ヘアケア→ドライ
ダメージが気になり方はヘアケア剤をつけてから髪を乾かしていきます。
毎日のシャンプーを今回ご紹介した「正しいシャンプー8STEP」に変えるだけで、髪の手触りやツヤが少しずつ変わってきます。ぜひ今日から実践してみてください!








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