
自分の入浴法はあっているのか不安。お風呂の時間は好きだし、毎日のことだから大切にしたい‥
衛生面だけでなくや疲労回復やリラックス効果のある『入浴』
どれだけ忙しくてもシャワーだけでなく、疲労回復や美容の面を考えて湯船に毎日つかる習慣を大切にしたいところです。

ただし入浴法は間違って覚えている方も多く「実は体に悪い」入浴法だった…なんてこともザラにあります。
今回の記事では『よくある入浴の間違いや正しい入浴方法』を解説していきます。
最初に正しい入浴方法を伝えさせていただき、その後によくあるNGな入浴法をおつたえします。
自分の入浴法はあっているのか?ご確認を★
正しい入浴法 適温は40度

入浴のタイミングはは就寝する1~2時間前がおすすめです。
人は体温が下がるときに眠くなります、寝る直前にお風呂に入ってしまうのは目がさめてしまい眠りにくくなってしまいます。
この入浴のタイミングを守り適切な入眠を手に入れましょう!
理想の湯の温度
40度のお湯は副交感神経を優位にし、心身をリラックスさせることがわかっています。
42度を境に身体や免疫機能への作用が大きく変わってくるため、お湯の温度は慎重にセレクトしましょう。
皮膚の感覚は加齢とともに鈍る…といわれているため、温度は体感ではなく、給湯器の正確な数字を確認するのがいいでしょう。
ただ、熱い湯に慣れていると、お湯の温度を下げたらぬるくてスッキリしないと感じる人もいると思います。
そこで便利なのが、炭酸系や温泉の素などに多い無機塩類系の人浴剤を使用すること。
保温効果があり、血行をよくするので身体がさらに温まります。炭酸系は、体感温度も上がるので熱い湯を好む人にもおすすめです
おすすめ入浴剤
きき湯
「きき湯 炭酸 入浴剤 ファインヒート たっぷり使える24包入り バスクリン」は温泉科学(高濃度 炭酸ガス、高配合)と生薬(ジンジャー)を組合わせた入浴剤「きき湯ファインヒート」がたっぷり使える大容量タイプの個包装の詰め合わせセットです。
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【疲労回復】独自技術でお湯を中性にすることで炭酸泉の有効成分が効果的に作用し、カラダを芯から温め、疲労回復を促します。40度以下のぬるめのお湯でゆったり15分程度入浴することでしっかりカラダを温めます。熱いお湯に入るよりもカラダへの負担が少なく、湯疲れしません。
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実はリスクを生む間違った入浴法

ココからはありがちな体に悪い入浴法をご紹介していきます。あなたも良かれと思ってやっているかもしれません。
熱すぎるお湯は免疫を低下させる
日本人は熱い湯を好む人が多いのですが、その事によって逆に「免疫機能が低下してしまうリスク」もあります。
42度以上のお湯に人ると交感神経が優位になるので、身体が緊張して血圧が上がり、内臓の働きも弱まって、かえって免疫機能が抑えられてしまいます。

寒い季節は湯温が高くなりがちなので注意しましょう。
他にも熱すぎるお湯のデメリットとして、室温との温度差を生んでヒートショックの可能性を高めるため、高齢の方は命の危険性も。ここは浴室に小さめな暖房器具などを用意して入る前から温め入浴後も’寒い思いをしないように工夫をしましょう。
平成16年3月に報告された『銭湯における温熱効果の予防医学的意義に関する研究』に収載された論文「入浴と各種生体機能」(北海道大学保健管理センター・大塚吉則氏)によれば、「水温が38℃以上になると心拍数、心拍出量などが増加してくる。末梢循環系では、血流量や血流速度が増加、42℃以上の高温浴は交感神経を緊張させる作用がある。高温浴は精神的にも肉体的にも活動的な状態を作り出す。10分間42℃の湯に浸かると、血圧は入浴直後から上昇し始めて、20〜40くらい増加する。これは熱い湯による刺激で交感神経が興奮して血管を収縮させ、急に血圧を上げてしまうからである。脈拍は40拍ほど、体温も2℃ほど上昇してくる。したがって、高血圧症、動脈硬化症の患者や高齢者ではこのような高温浴は避けるべきである」とあります。
引用https://www.1010.or.jp/
長風呂や半身浴は間違った入浴法
女性は美容のために長風呂を好む傾向がありますが、「のぼせ」や「皮膚の乾燥」を招くため控えるべき習慣です。
一般的には湯船につかる時間は10分で十分と言われています。
えーって思う方もいるかも知れませんね。そんな短いと身体が温まらないと…そんなときは効率良く身体を暖めるために 炭酸入浴剤 の使用をオススメ。
他にも半身浴やぬるま湯での長風呂もおすすめしません。
38度以下だと身体を温める効果がありませんし、半身浴も温め作用が半減するうえに、実はデトックス作用などもあまり得られません。
理想の入浴法は39度~40度の湯温で10分間、健康体なら肩までつかる全身浴を心がけましょう。
やっている方が多いと言われる入浴中のスマホチェックなども、ブルーライトによる脳の興奮や、交感神経を刺激してリラックス効果を妨げるので要注意です。
入浴後の注意点
入浴後に氷の入った飲み物やアイスなどの身体を冷やすものを摂取したり、クーラーや扇風機に当たったりするのも温め効果をストップさせてしまうためNGです。
人浴後でも汗が出てくるなどのぼせている場合以外、身体を冷やす行為は避け、常温の水を飲む、すぐにパジャマを着るなど温かさが続くように心がけましょう。
補足で入浴行為は1回の入浴で発汗により800mlもの水分を失うため、入浴前から適温の水分を補給しておくことも大事です
正しい入浴方法 動画
実はNG入浴法まとめ


ここまでの内容を簡単にまとめていきます。
熱めのお風呂
42度以上の熱い湯に入ると免疫機能が抑えられるだけでなく、交感神経が優位になり血圧が上昇する。
さらに、浴室内の室温とお湯の温度差が大きくなるため、ヒートショックのリスクが増す事実。
長風呂・半身浴
美肌のためにバックなどをしながら長風呂をするのは問違った美容法。
かえって肌の潤いを保っている皮脂が流れ出し、肌乾燥を招きます。半身浴にも特別な効果は少ない。美肌のためにも入浴時問は10分程度にしておきましょう。
入浴中のスマホ
浴室でリラックスすることで副交感神経が高まり、自律神経が整って睡眠の質を高めたり、ストレスが解消されて免疫アップにつながるものです。
交感神経を優位にして、ブルーライトの悪影響やリラックス効果を妨げるスマホチェックのような習慣はNG。
お風呂あがりに冷たいもの
お風呂上がりに冷たいものをとると、温熱作用がストップしてしまうため避けたほうがいい。
また、身体の水分が多く消費された入浴後にアルコールを摂取すると、利尿作用により脱水を招くおそれも。
最後に


いかがだったでしょうか?以外にやりがちな行為ばかりですよね。
テレビなんかでも紹介されている入浴法もありますが、健康面や美容の観点から見ると疑問のものもあります。
今一度毎日の入浴習慣を見直し、本当に体に良い入浴を実践してみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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