
ドライヤーの際に髪の毛が結構抜けてる…最近髪の毛が薄くなった気がする…
あまり世間に知られていない事実として、間違った「ドライヤー選び」や「ドライヤー使い方」をすると薄毛に繋がることがあります。
ドライヤーは毎日使用するものだけに、「過度な風量」「頭皮の乾燥」など頭皮にダメージを与える要素になりやすく、誤った使い方を続けていると抜け毛や薄毛の進行に繋がってしまうのです。
この記事では、薄毛の原因とドライヤーの関係性や、このお悩みの方のドライヤー選びのポイントから髪に優しい使い方まで詳しくご紹介していきます。
【この記事を書くのは】
多くのお客様のお悩みを解決してきた美容師歴二十年の現役美容師です。

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抜け毛・薄毛とドライヤーの基礎知識

抜け毛・薄毛には、ドライヤーの種類や使用方法が大きく関係する言われています。
普段何気なく使用しているドライヤーですが、ドライヤーの発する熱によって髪や頭皮は少なからず乾燥というダメージを受けています。
ドライヤ-の過剰の使用(頭皮まで乾燥させてしまう状態)は、頭皮へのダメージが蓄積し、抜け毛の原因や薄毛の進行を早めてしまうことがあります。
しかし乾かさないという選択も頭皮に雑菌が繁殖し、頭皮環境の悪化に繋がります…
雑菌などによる頭皮環境の悪化も、抜け毛や薄毛になるリスクを高める要素のひとつです。

そういったリスクを回避するためにも、ドライヤーの正しい使い方を理解するとともに、入浴後はしっかりと髪を乾かすことが大切です。
髪の正しい乾かし方は?

髪を必要以上に乾かしすぎると、髪や頭皮が乾燥してしまいダメージを受けてしまいます。
ドライヤーによって様々ですが、モノによっては、100度近い温度が出ることがあるため、ドライヤーを必要以上に近づけて乾かすと頭皮の乾燥→炎症へと繋がることがあります。
- ドライヤーを使う時間は短くする
- 必要以上にドライヤーを近づけない
- ドライヤーの設定の変更(スカルプモード)低温度の風を使用する
- 冷風を途中に入れて熱くなりすぎないように注意する
といったことを意識するようにしましょう。
抜け毛・薄毛を防ぐためにも気を付けたいドライヤー選びの3つポイント

ドライヤー選びはどうすばいいのかな…いっぱいありすぎて自分にはどれがあってるんだろう?
ドライヤーは日常的に使用するものなので、『悩み』にあわせた機能のあるドライヤーを選ぶことが大切です。

ここからは、「ドライヤーを選ぶ際に注目すべき機能」を詳しくご紹介していきます。
ポイント1風量の強さ
風量を調整できるドライヤーを使うと短時間で髪を乾かせます。
それにより乾燥や熱による髪や頭皮へのダメージを減らすことができます。
風量は平均「1.3㎥分」程度と言われており、風量の多いドライヤーを購入する際には、風量に注目してみましょう。
中には、2㎥/分以上の風量がでるドライヤーもあります。とにかく早く髪を乾かしたいという人におすすめです。
ポイント2風の温度調整ができるか?
まずドライヤーを選ぶ際に注目したい機能が「温度設定」があるかです。
温風と冷風の切り替えができるドライヤーは一般的ですが、熱量が設定できる機能や頭皮をいたわる機能があるドライヤーを選ぶことで、髪と頭皮へのダメージを抑えやすくなります。。
髪や頭皮へのダメージを考えて、短時間で効率的に髪を乾かしたい方は温度設定のがあるかに注目しましょう。
ポイント3性能・機能性のチェック
ドライヤーの機能は近年「髪や頭皮をケアするもの」という美容の機能が充実しています。
代表的なモノで
【マイナスイオン】
【温度調節機能】
【ヘアケア(スカルプ)モード】
などがあります。近年のドライヤーの性能については下に表でまとめてわかりやすくしてあります↓
ドライヤー最新機能
効果・機能名 | ドライヤーの効果・機能の内容 |
---|---|
色持ち効果 | ヘアカラーの色持ちを長くする効果 |
マイナスイオン機能 | 髪にうるおいを与える効果。マイナスイオンを発生させ風として出す機能 |
スカルプモード | 頭皮へのダメージを抑えるために低温で乾かすモード |
遠赤外線機能 | 遠赤外線によって頭皮を温め、血行を促進する機能 |
自動温度調節機能 | はドライヤーと髪の距離を測定し、自動で温度調節を行う機能 |
あなたの悩み【抜け毛・薄毛】に対して、効果が期待できる機能を持つドライヤーを選ぶことが大切になります。
抜け毛・薄毛を防ぐドライヤーの使い方のポイントは3つ

せっかく高性能なドライヤーを購入しても、使い方によっては髪や頭皮がダメージを受けてしまう可能性があります。
抜け毛や薄毛予防を考える際、ドライヤーの使い方は重要。ここでは抜け毛・薄毛ケアのために重要なポイントを詳しくご紹介していきます。
1タオルドライをしっかりする
濡れた髪を乾かす際には、いきなりドライヤーを使うのではなく、まずタオルである程度水分をしっかりとふき取ってからかけるようにしましょう。
タオルドライが不十分な状態で乾かすと余計に時間がかかり、髪や頭皮へのダメージにつながります。
2冷風を使い分ける
温風だけでなく、ときおり冷風を使うことで、髪や頭皮にダメージを与えないようにすることが頭皮をケアする秘訣です。
美容師さんはお客様の髪を乾かす際に冷風・温風を使い分けています。
『少し熱いな』と感じたときが目安となります。このタイミングで冷風へ切り替えると、髪や頭皮にこもっていた熱を取り除くことができます。
3最初に根元から先に乾かす
最初に指を通しながら乾かし、根元までしっかりと風を当てましょう。
毛先だけ乾かして髪の根元が濡れたままだと、雑菌の繁殖に繋がる恐れがあり、頭皮環境の悪化の原因となります。
半乾きの状態は頭皮への負担につながり、抜け毛や薄毛の原因になりえます。
抜け毛・薄毛対策としてドライヤー前後に行える頭皮ケア

ここまでドライヤーの使い方や選び方についてご紹介してきましたが、ドライヤーの使用と合わせての頭皮ケアも抜け毛・薄毛対策には重要です。
ここからは、ドライヤー前と後の『 抜け毛・薄毛 に効果のある頭皮ケア方法』3つをご紹介します。
頭皮に優しいシャンプーを使う
最近のシャンプーは「頭皮の汚れをしっかり取り除く」というコンセプトの元、強い洗浄力のものが増えています。
過剰な「洗浄力」は必要以上に「油分を取りすぎる」を意味します。つよいシャンプーによる過剰な洗浄が、毛髪や頭皮ダメージの原因となる、髪・頭皮のたんぱく乾燥を進行せていました。
現代の洗浄力の強すぎるシャンプーにより引き起こされる「頭皮乾燥」や「数々のお悩み」の解決に、頭皮や髪に負担をかけずに優しく洗えるアミノ酸シャンプーがおススメです。
頭皮を保湿する
ドライヤーの熱によって髪や頭皮がダメージ・乾燥を受けている場合には、頭皮を保湿してケアする方法があります。頭皮の保湿剤は、さまざまな目的によって適した成分が変わってきます。
ドライヤー熱からの保護を目的とする場合には、それらを補修できる保湿成分が含まれたものを選び、使用するようにしましょう。
しっかりとケアすることで、ドライヤーの熱によって髪や頭皮が受けたダメージをやわらげることができます。
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育毛剤で頭皮環境を整える
頭皮の保湿剤以外にも「抜け毛・薄毛」には、育毛剤による頭皮ケアもおすすめです。
育毛剤は主に頭皮環境を整える効果が期待でき、ダメージを負った頭皮環境の正常化を促進します。
ほかにも、育毛環境の改善効果などが期待できるため、抜け毛・薄毛に悩んでいる方は使用することをオススメします。
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まとめ

抜け毛・薄毛とドライヤーの関係性について、詳しくご紹介してきました。ドライヤーは誤った使い方を続けると、抜け毛や薄毛の進行に繋がることがあります。
今回の記事を参考にして抜け毛や薄毛のトラブルを改善に向かいましょう。
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