【必見!くせ毛の原因と種類】5つの改善方法について美容師がわかりやすく解説

ヘアケア

日本人の髪の悩みで多いのが「くせ毛」。

クセやボリュームが出るためまとまりにくく、朝のスタイリングに時間がかかる方も多いのではないでしょうか。

先生
先生

今回の記事ではくせ毛の種類やその原因、さらに改善方法についても詳しくご紹介していきます。

あなたのくせ毛はどれに当てはまりますか?

この記事を書くのは

歴20年の美容師が長年お客様の悩みに向き合った経験をもとにお話しさせていただきます。

スポンサーリンク

くせ毛の原因

くせ毛と毛根

くせ毛とは、髪の毛の主成分であるタンパク質の結合が歪み、髪にうねりや縮れなどが出ることといわれています。

上の図のように毛根や毛穴が曲がっていることで、そこから生えてくる髪も曲がってしまう事ががあります。

また、くせ毛の原因には先天的なものと後天的なものがあると考えられています。

先天的なくせ毛?

先天的なくせ毛は遺伝の影響だと考えられています。

先天的なくせ毛を直毛に直すことはできないと考えられているので、ストレートパーマや縮毛矯正で髪質を一時的に変えるのが一般的な対処法となります。

先生
先生

以前の記事で『くせ毛と遺伝の関係性と成長過程での毛の変化・対処方法』を書いています。あわせてお読みください

なお髪質や毛穴の形状などによってくせの強さがさまざまですが、髪の毛・くせ毛の種類としては次の4つ+1(直毛)のパターンに分けられます。

くせ毛の種類4パターン

波状毛

波打つようにうねったくせ毛。このくせ毛は日本人に一番多いといわれています。

同じ波状毛でも大きな波状や細かい波状など細かなちがいはあります。

くせ毛の方特有の湿度が高いと髪の毛が膨らんでいくといった特徴があります。

捻転毛

髪の毛がらせん状にねじれてうねっているくせ毛。

髪の毛が細くて柔らかい人に多いです。くせが弱いとストレートのようにも見え、くせが強いとクルクルとカールした立体的な形状になります。

立体的なくせの場合は髪が絡みやすくボリュームが出やすくなるのと、顔周りが強めなのがのが特徴です。

縮毛

縮れている髪の毛になります。硬い髪質で水分を弾きやすくパサパサしているのが特徴です。

この毛は撥水毛とも呼ばれます。

毛髪同士がまとまらないのでボリュームが出やすいのも特徴です。

縮毛矯正といったメニューを定期的にしないとくせが目立ちやすいタイプです。

連珠毛

一定の間隔で太くなったり細くなったりする複雑な毛質。

数珠をつなげたような形からこの名前になっています。

くせ毛というよりは毛髪の形状が変形している状態です。

一見それほどクセがないように見えるのですが、艶が出にくくごわつきやすい、手触りがよくないのが特徴。

この毛質の方は縮毛矯正が難しいといわれています。

他にもくせ毛の要因

細胞コルテックスのちがい※美容師さん向けの専門的な知識

毛髪内部のコルテックス細胞には、少なくとも2つの種類があります。

それはオルトコルテックスパラコルテックス

この2種類は細胞内部の構造や組成が異なり、硬さも少し違います。

上の図のように断面で見ると、直毛は2種類の細胞の分布の偏りがなく、細かくモザイク状または同心円状に分布しているのに対し、くせ毛はこれらの細胞が偏って分布していて、その偏りが大きいほどくせが強いことが近年わかりました。

先生
先生

毛髪はオルト様コルテックスが外側になるように曲がったりねじれたりして、くせやうねりになるのです。

ここからは後天的なくせ毛の場合

今までのものは先天的な要因でしたがここからは元は直毛でもくせ毛に変化する場合があるというお話です。

ヘアケア不足による毛穴・毛根の曲がり

家でのシャンプーやヘアケアをおろそかにしてしまい頭皮の汚れが毛穴に詰まることで毛穴の形が曲がる事があります。

毛穴に汚れが詰まるのを防ぐためにシャンプーブラシ・スカルプブラシなどを使用して日頃から毛穴を意識したヘアケアを心がけましょう。

生活習慣やホルモンバランスの関係

ストレス・不規則な生活・睡眠不足・食事の栄養バランスの偏りなどでもくせ毛になります。

他にも10代の体の成長期・妊娠出産によるホルモンバランスの乱れや変化で髪質が変わることもあります。

産後のくせ毛などは聞いた事があるかと思います。

ダメージによるくせ毛

カラーリングやパーマ・ストレートアイロン・コテの熱を何度も繰り返すと、髪にダメージが蓄積してタンパク質が流れ出てしまい髪の毛の空洞化が進んでいくこともあります。

これを炭化(空洞化)と呼びます。ダメージレベルはマックスに近い状態です。

炭化(空洞化)した部分は健康な髪と比べて水分を失いやすく、そのためうねりが出やすくなってしまうことがあります。

加齢によるくせ毛

健康な髪の水分量は13%ほどを保っていると言われています。

髪の毛も年齢を重ねるにつれて、肌のように水分量を維持できなくなるのです。

水分量が7%以下になると健康なキューティクルを維持することができなくなり、キューティクルが剥がれ落ちて髪内部の水分が流失してしまいます。


こうした乾燥状態が続くと髪はうねりはじめ、くせ毛になりやすくなってしまいます。

先生
先生

ご年配の方の髪の毛がサラサラではないのがこのせいです。また頭皮が垂れ下がることによって 毛穴や毛根が歪み、くせ毛になるとも考えられています。

くせ毛の改善方法・まとめ

正しいヘアケアを心がけましょう

1.シャンプーやトリートメントを見直す
洗浄力の強いシャンプーは頭皮に必要な脂分をとってしまい、皮脂が必要以上に分泌されて毛穴を詰まらせてしまうことも。

シャンプーを選ぶ際は、アミノ酸系シャンプーなど洗浄力があまり強すぎないのを選ぶようにしてください。

また、すすぎが不十分だとシャンプー剤が頭皮や毛穴に残ってしまう可能性もありますのでしっかり流すことも大切です。


最近では頭皮ケアができるシャンプーやトリートメントなどもありますので、担当の美容師さんなどに相談してみるとよいでしょう。

正しい髪の洗い方については、以下の記事も参考にしてください。

2.ドライヤーの使い方

ドライヤーで乾かすときは、最初に髪の根本から乾かすことを意識します。根本はクセを作り出す要因の一つ、よく地肌に指を通して根元のクセをとりましょう。

乾かすときは髪の上から下に向かって、くせが伸びるように髪を軽く引っ張って乾かすと、髪がボリュームダウンして艶も出やすくなります。

ブラシでもOKならブローを、もっときれいに見せたいならストレートアイロンを使用しましょう。なるべくダメージがないように短時間で終わらせるようにしましょう。

近年のドライヤーの進化は止まりません。くせ毛にマッチしたドライヤーもあるのでぜひ参考にしてみてください。

3.頭皮マッサージを心がけよう
頭皮が硬くなって血流が悪くなると健康な髪が生えにくくなり、髪にうねりが出たり髪が細くなったりする原因になります。健康な髪を生やすためには頭皮環境が重要です。


頭皮マッサージをすることで頭皮が柔らかくなり、血行が促進されて髪質の改善が期待できるとされています。

頭皮マッサージのやり方については、以下の記事も参考にしてください。

4.生活習慣

規則正しい生活習慣を心がけることは、髪にも良い影響をもたらします。

22時~深夜2時はお肌のゴールデンタイムといわれ、この時間には睡眠をとっていることが肌の健康に良いとされています。髪はもともと肌の一部なので、このゴールデンタイムは髪にも当てはまります。
また、髪にいいとされる栄養素はタンパク質・カルシウム・ビタミンA・亜鉛・鉄分・オメガ3脂肪酸など。

食材でいえば卵・牡蠣・緑黄色野菜・鶏肉・乳製品・豆類などをおすすめします。

こういった栄養をバランスよくしっかりとるように意識しましょう。

5.くせをなくしたいなら縮毛矯正

伸ばしきれない縮れなど強いくせ毛で悩んでいる人、まったくくせのないまっすぐな髪にしたい人などに向いています。

縮毛矯正¥には髪の『ボリュームダウン』する効果もあります。

縮毛矯正のメリットは、強いくせでも綺麗なストレートになることです。一度施術した部分はストレートのまま半永久的に保たれます。

デメリットのダメージもありますのでよく理解してから縮毛矯正はしていきましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?今回の記事では『くせ毛の原因と種類・改善方法について』なるべくわかりやすく(専門的なものも多かったのですが…)説明させていただきました。

それぞれのリンクを覗きながら、日本人に多い『くせ毛』と向き合っていってください。

『くせ毛』はネガティブなイメージをもつ場合が多いのですが、私はいい意味で個性だとも思っています。

治す、伸ばす必要のない方はそのままでも魅力的です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました